昼下りの情事 [映画]

こんにちは!リトルグローブです。

今日もオードリー出演映画をご紹介したいと思います[ひらめき]


昼下りの情事

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ビリー・ワイルダーによる、オシャレなラブ・ロマンス。

あらすじ
私立探偵クロードの娘アリアーネは、父親のファイルから、アメリカの富豪フラナガンの資料を盗み読み、彼に恋をしてしまう。
ある日、フラナガンに逢う機会を得たアリアーネは、恋愛に慣れたプレイガールのフリをして彼に近づくが……。


オードリーを好きになった中学生の時に出演作をほとんど観ました。
その中でもこの作品はオードリーの純粋さや可愛らしさが際立っている映画だと思います。

ビリー・ワイルダーは本当に優れたストーリーテラーだとリトルグローブは思います。
必要最小限の登場人物を、限られた舞台の中で動かし、物語を展開させていく。
その話の進め方が抜群に上手い!

常に観客は物語の真相を知っている、ある意味で優位な立場で物語を見下ろす。
謎解きの快感とは別の、思わず膝を打ってしまうような巧みな構成により、伏線をどんどん回収していく心地よさに浸る幸せ。
後半の畳み掛け具合には、ニヤニヤが止まらない。

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ただ、本作の面白さは物語の展開だけではありません。
やはりキャラクターの魅力があってこそだと思います。
どこか抜けていて、とぼけた魅力をどの人物も発散しています。

特に少女のようなヘプバーンと女たらしのクーパーとの掛け合いは、嫌らしい感じが皆無であり、どこか微笑ましい。
見栄を張り、相手に合わせて自分を大きく見せようとする彼女の姿は、可愛らしくもあり、いじらしくもあります。


大人になった今も初恋の感覚を思い出させてくれる可愛らしい映画として大好きです。

Twitterまとめ投稿 2011/08/27 [映画]


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