名作中の名作 ローマの休日

こんにちは!リトルグローブです。

今日は、オードリー・ヘップバーンの、知らぬものはいないとも言われる名作をご紹介します!


ローマの休日

ろーま.jpg

監督: ウィリアム・ワイラー   1953年

あらすじ
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。ローマでも公務を無難にこなしていくアン。だが実は、彼女はこれまでのハードスケジュールで疲れやストレスが溜まっていた。主治医に鎮静剤を投与されるものの、気の高ぶりからか逆に目が冴えてしまった彼女は、こっそり夜のローマの街へ繰り出すことに。やがて、薬が効いてくるとベンチで寝入ってしまうアン。そこへ偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョーは、彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませるのだが…。


あまりに有名すぎる作品ですね。
リトルグローブも、中学生の頃だったかに初めて観ました。

オードリーが美しすぎて、鮮明に記憶に残っている作品です。
オードリーが本当の王女様であってもおかしくないくらい、この役がとても当てはまっていて、すばらしいです。

記者会見場でのヘプバーンの潤んだ瞳。
その視線に愛情と感謝の気持ちが見てとれ、涙せずにはいられません。リトルグローブは何度見ても痺れます。

グレゴリー・ベックの渋さも光ります。
両手をダボダボなズボンのポケットに突っ込んだまま、ゆっくり歩く姿。響き渡る靴音に哀愁が漂います。



ローマの休日が日本で熱烈な支持を受けているのは、オードリーの魅力はもちろんですが、日本人が好む奥ゆかしさがそこにあるからだと思われます。
阿吽の呼吸に、感情を抑えることを美徳とする気風。
相手を気遣う気持ち。
ある種わびさびに通じるものも感じます。

ローマ.jpg

名作と呼ばれる作品には少しわかりにくかったり、すごいけど壮大すぎるとか、意味わからんけど革命的なんだろなーみたいなの、いっぱいあると思うんですが、この作品は良い意味でわかりやすくて、魅力的な作品です。


この先こんなにピュアで美しくって素敵な映画が生まれるのかわからないと思っちゃうくらい、最高の映画です。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。