シリアスなモンローも良いです!

こんにちは、株式会社リトルグローブです!

いい加減しつこいかもしれませんが、今日もマリリンモンロー特集です[るんるん]

本日もいきたいと思います!


ノックは無用

のっく.jpg

1952年アメリカ映画
監督 ロイ・ウォード・ベイカー


あらすじ
ホテルの向い側の部屋にひとりの美女の姿を認めた男。彼女は一夜限りのベビーシッターだったが、実は恋人を事故で亡くしたばかりで精神的に不安定な状態にあった。男を死んだ恋人と勘違いした辺りから彼女の行動は次第に不気味なものとなっていく……。


邦題と出演M・モンローから受け取るイメージとは異なるこの作品。
精神を病んだ女を演じるシリアスな演技も上手いM・モンローがいい。

モンローの美しさには言葉を失います。
いろんな魅力ある女優さんが映画界に出てきますが、まるで違います。
この映画での精神が危うい女性の役どころも、これ以上は望めないほど見事な演技です。両腕のためらい傷が痛々しくもあり、何しでかすか怖くもあり、現実のモンローの人生とシンクロしてしまいます。

物語の進行が実時間と同じような作りになっていて緊迫感が途切れません。
「真昼の決闘」もそのような作りでしたが製作年度がともに1952年で一緒、当時の流行りだったのでしょうか?


この映画、意図的な盛り上げ方や落としどころなどのない、淡々とした展開に大人のタッチが充満します。
何しろ精神を病んでいて、症状がどんどん悪化してゆくので、あれこれ作り込まなくても、黙っていてもスリル満点なのが面白いです。

モンローのような不世出の得がたい女優さん、あまりセクシー・コメディー路線で売り出す必要なかったんじゃないかと株式会社リトルグローブは思います。
もちろんコメディアンヌなモンローも大好きですが。
もったいなかったと思います。
「ナイアガラ」「ノックは無用」「帰らざる河」「荒馬と女」など、コメディじゃない映画の方がいつまでも心に残るのは何故なのでしょう?

あれほど神がかった美しい女優なのに、自分がそばにいてあげて守ってあげたいと思わせてしまうところが、モンローが他の女優と違うところ。
繊細ではかなく、やさしく傷つきやすい、明るいのに寂しそう、友を求めているのにやたらセクシー、病んだ精神、そして性の乱れ…、すべてがこの人を放っておけないと男を覚醒させてしまう稀有な女優さんでした。

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